おらんだにっき

日々の生活を丁寧に...🇳🇱

オランダで初期流産 (繋留流産) ④

手術から4週間後には生理開始、血の量が妊娠前より多くなっていた。手術後6週間後の検診では、子宮の状態が良くなっていること、病理検査に出した内容物は問題なく、今回はたまたま流産してしまったとのこと。
妊娠希望の場合は、葉酸を取ること、妊娠した場合は助産院に直接行ってもいいし、何か気になることがあるなら直接病院に予約も取れる説明を受ける。
これで全てお終い。ちなみにこれまでかかった医療費は全て保険でカバーされました。

ベテランの女医さん、穏やかに私の拙い英語にもしっかり耳を傾けてくれました。
夫が付き添えない時は子供を連れ、知らない病院まで行き、手術の説明を受けました。事前に描いた子宮の絵を見せて自分なりに質問したいことを英語で調べていき、身振り手振りで説明しました。
妊娠のような嬉しい出来事だったらこういう状況も前向きに捉えることができますが、悲しい状況で英語とオランダ語しか使えない病院に行くのは私にとって負担のかかることで、海外生活の大変さを味わいました。

病院のように緊急の場合は、オランダ語よりいかに英語が使えるかが重要だと思います。ここで生活することは、英語も中級レベル以上に持っていかないといけないと個人的に思います。

幸運なことに、私の関わった医療関係者はみんな良い方で、相手からの優しさ、励まし、共感の気持ちを感じられたことが何よりも嬉しく、救われた気がします。